[マルシン] Cz75 ガスオペレーションタイプ 排莢式2ウェイシステムガスガン 金属カートリッジ8発付属 (ジャンク)
商品について
本体・マガジンはガス漏れで発射困難なものの、高価な貴重品となっている金属製カートリッジが8発付属!
デュアルマキシから遡ること20年ほど、まだモデルガンが全盛だった1990年頃に、マルシンが世に送り出したエポックメイキングなガスガン「ガスオペレーションタイプ」の一つ。後にデュアルマキシの定番もこのCzとなった事からも伺える通り、その中でもトイガンファンの評価が最も高かった製品です。設計は伝説のトイガンデザイナー六人部登氏。
完全な後継と言えるデュアルマキシCzも再販を重ねていますが、その源流として日本のトイガン史を語る上で、非常に重要な品物です。カートリッジの形状やガス別入ならではのマガジンの軽い重量感など、デュアルマキシでは逆立ちしても追いつけない部分もあります。
「ガスオペレーションタイプ」は当時、それだけでも画期的だったBB弾の発射と別途にスライドの後退を行う「2ウェイシステム」に加えて、空薬莢のエジェクトをも同時に行うという、現在のライブカート式ガスガンを先取りしたもの。
現在のガスガンでは当たり前になっているガスとBB弾を両方入れる事のできるマガジンや、実銃準拠のフィールドストリッピング、ショートリコイルはまだなく、リソースも規制前のフロンガスと、製造停止になって久しい6mmよりわずかに大きいマルシンSMブルー弾の仕様が前提となっていた事もあり、実射性能面では今日のエアガンプレイヤーを満足させるには厳しいかもしれません。
しかし、当時はガスガンの実射性能を追求する風潮はまだあまりなく、火薬よりも廉価でお手入れが楽ガスでブローバックを楽しめるお手軽アイテムとして広く受け入れられたようです。
<実銃はこんな銃>
シューティング競技の権威であるジェフ・クーパー氏がもしこれが.45ACPであったなら、との条件付きで「世界最高のコンバットオート」と評したことで一躍有名になったチェコスロヴァキア国営銃器工廠(チェスカー・ゾブロヨフカ)製の9mmパラベラム弾を使用する自動拳銃。
コック&ロック可能なセイフティやダブルカラムによる弾数の多さといった実戦向きな仕様で、フレームがスライドを包み込む構造でガタを抑えて高い命中精度も確保。更に当時は共産圏だったチェコスロバキアならではの贅沢なスチール削り出し加工で部品を薄くできた事により、当時は珍しかった人間工学的なグリップ形状をも実現している。
話題になり始めた当初はアメリカでは高額の輸入関税が課されていた事もあり、入手困難な幻の名銃として熱狂的に高く評価され、現在でも当時の生産モデルはコレクターの間で高値で取引されている。
東欧民主化でチェコスロバキアはチェコ共和国となったが、Czブランドの製造は続けられ、世界市場に向けてさまざまなバリエーションが作られている。
全長 | 約203mm |
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重量 | 約550g |
装弾数 | 15発 |
タイプ | ガスオペレーション・SMブルー弾仕様 |
システム | セミ・ダブルアクション、ブローバック |
リソース | HFC134a |
BB弾 | 6mm0.21g弾 |
定価 | 15800円(税抜き) |
発売時期 | 1990年ごろ |
付属品 | ガスオペレーションタイプ専用金属カートリッジ8発 |
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