[MGC] 44オートマグ .44AMP MODEL180 オールシルバー HW モデルガン (中古)
商品について
重量感はヘヴィーウェイトそのままに、光沢抑えめのシルバーメッキ。独特なシルエットもあってなんとも美しい一挺です。ヘヴィーウェイトのメッキ加工は大変難しく、本製品の不良品が続出。良品でもキズつきやすい性質があったためか、本製品以降はほとんど作られませんでした。そのような事情もあり、これだけ綺麗な物は中々ありません。発火されてない可能性は高いものの、確証はないため未発火とはしていません。
CP-HWカートリッジは綺麗な物が6点、やや状態のよくないスペアが7点付きます。
実銃はこんな銃
1969年、ハリー・サンフォードにより設計されマグナム弾を使用する自動拳銃・マグナムオートという新しいジャンルの先駆けとして翌年発売された。以降のオートマグシリーズと区別するため、44オートマグと呼ばれる。当時の新素材であったステンレス材を使用した白銀のボディや、自動小銃のようなターン・ボルト・ロッキング・システムを採用した事によるインパクトもあり、注文が殺到した44オートマグだが、専用弾である.44AMP(44 Auto Mag Pistol)の供給が間に合わず、.308winの薬莢を切り詰めて自作する必要があった。後に供給された.44AMPもメーカーごとの品質にムラがあった。
さらに当時はステンレス素材の加工技術が未熟で、対応した潤滑油も流通していなかったこともあり、頻繁にジャム(弾詰まり)を引き起こす事となる。
ついた渾名は「オートジャム」と言う不名誉極まるものであり、実用性が改善する事もなかったが、その野心的な構造と優雅なスタイルからコアな人気を獲得している、愛すべき珍銃ともいうべき一挺である。
全長 | 約280mm |
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