商品について
エイジドカスタムを更に発展させ、全体的にうっすらと錆が浮いて経年劣化の激しい古式銃を再現したバージョン。
ネジやフレーム、ハンマー、トリガーに至るまで長年使いこまれたエイジド感をフルに再現。
トリガーガードは真鍮製で、それを本当に錆びさせているという徹底ぶり。
なお本体はHW樹脂製であり、本来は錆びることのない部材に独自の「錆」表現を加えているものであるため、落ちたり進行したりすることはない。
少量限定生産品。
<実銃はこんな銃>
M1858は1860年から1875年まで、アメリカのレミントン・アームズ社で製造され、南北戦争で活躍したシングルアクション・パーカッション・リボルバー。耐久性に優れ、素早いリロードが可能だったことから、当時の合衆国陸軍で余裕のある者は、支給されていたコルトアーミーよりも好んで本銃を手にした。西部劇をはじめとしてスクリーンの中でも活躍し、およそ150年を経た現在も、イタリア製のレプリカモデルが製造され、カウボーイシューティングなどで人気の拳銃となっている。コルトのパーカッションリボルバーは前後に分解可能であったが、レミントンのM1858は、シリンダーをまたぐトップストラップによって、銃身からフレームまでを一体とした堅牢なソリッドフレームを構成、優れた耐久性と精度を有していた。また、銃身下のローディングレバーを引き倒すだけで簡単にシリンダーを外すことができたため、弾薬を装填済みのスペアシリンダーを携帯しておけば、再装填も容易かつ迅速に行えた。また、シリンダーのニップルにセイフティスロットが彫られ、シリンダーがフル装填のままでも安全に携行することができた。当時、銃器の安全措置は、今と比べるとかなりお粗末なもので、レミントン・リボルバーのこの安全装置は、シンプルではあったが、かなり革新的なものだった。M1858には3段階のモデルがある。極初期の「レミントン・ビールス・リボルバー」、改良された「“オールドモデル”アーミー(&ネイビー)」、そして最もよく知られ、また最も多く生産された「“ニューモデル”アーミー(&ネイビー)」である。なお、M1858の名は、本銃の元となったフォーダイス・ビールス氏の設計が特許を取得した年に由来する。また、1868年には、スミス&ウェッソンが開発した金属薬莢式の弾丸を使用可能にした、コンバージョンモデルが登場している。
<モデルガンスペック> |
全長 | 350mm | 重量 | 620g | 装弾数 | 6 | タイプ | 5mmキャップ/発火モデル | システム | シングルアクション | 定価 | ¥41800 |
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